わたしとしごと

資格を取ろう!!

難しいけど独学で第一種衛生管理者試験に合格。受験日の決め方と勉強方法

どうもみなさん。

今回は、第一種衛生管理者試験で受験して合格するまでに悩んだポイントと対策を書いていきます。この記事を読むとだいたいどの程度勉強すれば良いか見えてくると思います。

この記事を書いた管理人

第一種衛生管理者資格保有者 

時間をかけて勉強した人   

 

こんな人におすすめ

・社会人しながら資格合格を目指している人 

・衛生管理者を受けようと思っている人

・受験日を決めかねている人

 

ちなみに参考書を探している方はこちら。

shikaku-management.com

 

 

受験日の決め方

私の場合、実はここが一番悩むところでした。

私は、会社から指示を受けて受験しました。第一種衛生管理者という言葉すら初めて聞いた私。とりあえずいつ試験なのか確認してみました。

すると毎月数回ずつ1年で何十回も実施されている試験でした。自分がどの程度勉強すれば合格できるのかも分からない状況でいつ受ければ良いのか。これは相当悩みましたね。

 結論 

・4ヶ月先を目安に申し込んでください。

・長くても6ヶ月

結論を先に書いてますが、まるっと3ヶ月勉強できる期間です。

3ヶ月きちんと勉強すれば、完璧ではなくても8割は取れるかなという感じに仕上がると思います。覚えるのが苦手という人でも最大6ヶ月までです。長すぎるとやる気が続きません。

どんな勉強をして4ヶ月なのかについてはそのまま次の勉強方法をご覧ください。

ちなみに、申し込み方法や試験範囲等については、下記参照下さい。

(試験元)公益財団法人 安全衛生技術試験協会

勉強方法

ここからは、私の実際の勉強方法を書いていきます。

勉強のルール

勉強のルール

1,基本は隙間時間(通勤等)   

2,最低毎日1時間(週7時間)  

3,たまに2時間程度の日を作る  

 

社会人らしく、隙間時間を活用します。隙間時間の他に1日1時間、1週間に7時間は勉強すると決めておきます。また、分かりやすく自分なりにまとめたりするため、ときどき2時間程度机上で勉強できる時間を確保します。とにかく1日1時間を続けると習慣化してきますのでおススメです。

合格までにかかった時間

結果(勉強時間集計)

総勉強時間:148時間程度  

1日平均:1.64時間(1時間40分)  

 

続けてみると1日平均2時間近く勉強できてました。勉強時間の内訳も下に載せておきます。

時間内訳

① 隙間時間:90日×1時間=90時間  

② 仕事終わり:2時間×24日=48時間 

③ 隙間時間プラスα:10時間程度   

 

③については、私の場合通勤が長いので電車内などで追加で勉強した分です。

結果としては150時間前後の時間を確保できればしっかり合格できると思って良いと考えています。わたしの場合はこれだけの時間をかけて、過去問7回分2回転半くらいはこなせました。

ポイント!

・勉強時間は150時間を目安

・毎日続けてみることがコツ

どんな勉強をしたのか

私は以下の手順で勉強していきました。

(手順)

1,最初は1回参考書を最後まで流し読み

2,過去問を解いていく

3,試験前日に本番を想定して直近1回分を解く

最初は1回参考書を最後まで流し読み

わたしの場合は1ヶ月ほどかけて参考書を最後まで流し読みしました。まず試験の分析が必要です。目次から入って読み進めながら、どの分野から出題され、どのあたりが覚えるのが大変そうかなどを考えていきます。この工程は必ず必要です。闇雲に過去問から入ると逆に遠回りになります。

過去問を解いていく

参考書の流し読みが終わったら問題集に入っていきます。最初は1問1問答えを見ながらで構いません。少しずつまとめて解く様にしていけば良いのです。焦らないことが重要です。あとはひたすら過去問を解いていくだけです。慣れてきたら時間も意識してみて下さい。試験本番でも1問4分で解いていければ全問解けます。この1問4分は意外と長いです。

また、答え合わせの時に参考書を見ても載っていないことがあります。その時はインターネットに頼ると思いますが、このとき得た図表等の知識は参考書に書き込んでしまうことをおススメします。自分の教科書を作っていって下さい。

試験前日に本番を想定して直近1回分を解く

直近1回分の過去問が本試験の傾向に一番近いです。ですので、直近1回分の過去問は解かずに、他の過去問をひたすら解いていきましょう。この直近1回分の過去問は本番想定です。きっちり時間を計りながら全部解きましょう。

ポイント!

・慣れてきたら1問4分以内を意識

・体系立てて覚える(労働生理のホルモンの部分の問題等)

・問題を見たら、〇×の理由を答えられる様に勉強する

全部暗記の試験なので、とにかく「体系的に整理してまとめていくこと」「長期記憶への定着」が勝負です。

 

 

実は低い合格率

合格率について、私の受験体験とのギャップがありましたので、あえて書いておきます。公益財団法人安全衛生技術試験協会の発表では、令和2年度の第一種衛生管理者の合格率は43.8%(受験者数:43,157人 合格者数:18,916人)

全体の合格率を見ると100人中43人は合格していることになります。

しかし、実際に私が受験した時の合格率はざっくり25%~30%程度だったと記憶しています。

合格率がなぜ違う

・地域による差   

・試験ごとの差   

・1年の集計だから  

 

1年での集計なので、1人が数回試験を受けて合格した場合も、受験者数1人に対して合格者数1人の扱いになっている様です。1回あたりの合格者数は思っている以上に低いので注意して下さい。

また、地域差や試験ごとの差も多少は影響しているでしょう。ただし、ここはあまり気にしなくて良い程度だと思います。

実際に試験を受けたわけですが、合格率の割に難しいと感じました。あなたが受けるのは1回の試験です。何回も受けなくて良いように対策をしていきましょう。

衛生管理者の難易度

衛生管理者試験は色々なサイトを見ていると試験の難易度は「簡単」や「易しい」に分類されているようですが、私の感覚としては「普通」の評価でも良い様な気がします。

 

これから衛生管理者を受験する人の参考にしてもらえると幸いです。私にとってはいつ受験しようかと申込みから悩まされた試験でもありました。皆さんも免状を目指して頑張っていきましょう。見ていただいた方が合格を勝ち取りますように。

 

おすすめ参考書も紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。

shikaku-management.com

   資格取得応援

f:id:takexam:20220417223359p:plain
f:id:takexam:20220417223406p:plain
f:id:takexam:20220417223403p:plain

   新着記事一覧